大人プレイヤーへ送る。初学者でも発表会で「それっぽく」見せる小手先の技3選

大人からクラシック音楽を習い始めたみなさまこんにちは。同じく大人になってからグランドハープを勉強し始めたノリコ・ニョキニョキと申します。

みなさんは発表会に出たことがありますか? もしくは人前で演奏する機会はこれまでにあったでしょうか。幼少期や学生時代から幾度となく舞台を踏んでいる演奏家たちとは違い、大人から習い始めた私たちは「舞台慣れ」というものをしていないですよね。発表会という場で、カチコチになってしまうことも多いと思います。

でも、できることならばかっこいい姿を見せたいですし、憧れのプロの演奏家に近づきたいと思いませんか? ということで今回の記事では、「やるだけでなんだかプロっぽく見える仕草」をご紹介します!

プロっぽい仕草集

1.会場を見渡しながら登場

あまり人に注目されることになれていない私たち。つい、うつむきながら登場したくなりますが、それではせっかくの音楽も自信なさげに届いてしまうかもしれません。まわりを見渡しながら悠々と登場するような余裕を持ちたいものです。

2.演奏前に瞑想

個人的にプロっぽく見える仕草ナンバーワン。笑顔で登場してきたのに、いざ弾くとなると急にスイッチが入り真剣な面持ちになる奏者さんたち、本当にかっこいいですよね…!

見た目うんぬんの話を差し引いても、演奏に入る前に気持ちを切り替えるためのモーションがひとつあると、集中しやすいかもしれません。

3.演奏後に晴れやかに笑い左右を見渡してからお辞儀

発表会などの場では、あれも間違えた、これも間違えたと気恥ずかしい思いを抱くこともありますよね。でもここは、弾き終わった晴れやかな達成感を大切に、ぜひ笑顔を見せたいところです。

実演:原田真帆さん

初級者であることを言い訳にしていないか?

さて、軽い調子で紹介してまいりましたが、もちろん私とて「プロっぽい仕草のまね」自体に何か本質的な意味があるとは思っていません。うまそうな雰囲気出しておいて、暗譜は飛ぶわ音は外れるわ…とあっては悲しいギャップとなりかねませんし…。

しかし個人的には、「未熟だからこそ自信あるようにふるまう」というのは実はとても大切なことではないかと考えています。

というのも、大人から音楽のレッスンを受け始めた方は、えてして謙虚になりすぎる傾向があると思うのです。発表会を客席から客観的に見ていると、自信なさそう~~~に出てきて自信なさそう~~~に弾き始めて、しょぼしょぼと舞台そでに帰っていかれる方を本当にたくさんお見受けします。「練習がたりていないから」「うまく弾けないから」そんな心の声が聞こえてきそうです。そもそも緊張で真っ白という方もいらっしゃるでしょう。

気持ちは、痛いほどわかるのですが、そのように振舞われると、なんだかこちらとしても妙に居心地が悪くなってきてしまいます。見てはいけないものを見ている気分といいますか。

発表会に出て人前で演奏する以上、ある程度は腹をくくって堂々とするしかありません。さすがに前述の仕草をやるかどうかは個人の好みに任せるとしても、せめて「堂々と登場する」「お客さんと目を合わせてしっかりとお辞儀をする」くらいはできるはずなんです。

しかも、大げさにやるくらいでちょうどいい。舞台には舞台に合った動きというのがあります。ご本人は普通に登場しているつもりでも、客観的に見るとうつむいて登場しているように見えるもの。最初はおおげさに胸を張るくらいの意識で登場して、ようやく “普通の登場” に見えるといっても良いくらいでしょう。私は動画を撮って自然な登場、お辞儀を練習したのですが、これはオススメです。

いずれにせよ、誰も発表会に “完璧な” 演奏を求めていません。せっかく音楽を他人と共有できる機会です。ぜひ大好きな音楽を楽しそうに演奏してほしいと思わずにはいられません。

後半、少々偉そうになってしまいましたが、この記事がなんらかの形で参考になりましたら幸いです。お互いに精進していきましょう!

ABOUTこの記事をかいた人

ノリコ・ニョキニョキ

COSMUSICA発起人/編集長。1989年生。ハープ勉強中。東邦大学医学部医学科中退、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。広告代理店にてコピーライター、フリーランスのライター/編集を経て、現在は教育業界にてインハウスライター。SEO記事やWebメディアでの執筆経験多数。記名/無記名、単発/継続問わず、執筆のお仕事随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。