レッスンでシールをもらったことがある人は10人中8人! 演奏家がシールに抱く想いとは

みなさん、シールは好きですか?

私は大好きです。

こんにちは、編集長のノリコ・ニョキニョキです。

幼少期、シール集めが趣味でした。新しいシールが手に入ると、袋にしまったまま何度も何度も眺めたものです。いまだに手帳に貼る用のシールなどは持ち歩きます。

私は(趣味で)ハープを演奏するのですが、先日のレッスンで曲があがりました。先生にもほめていただいたのでとても嬉しかったのですが、なにか満たされないものを感じます。

そして気付いたのです。

 

シールが欲しいと。

 

あほですみません。

とにかく曲があがったらシールが欲しい。むしろなぜもらえないのか。昔はもらえたのに…。(※現在27歳)

何を言っているんだという感じかもしれませんが仕事に追われる毎日の中でたまにはお金以外の見返りがほしいという発想に行き着いてしまったのではないかと、自分の中では解釈しています。

ところでシールシール言っているわたしなのですが実際問題、ほかの人もレッスンでシールをもらった経験があるのでしょうか?

自分の中での当たり前が、世の中の当たり前ではなかったということは往々にしてあるはなし。

というわけで、急きょアンケートを取らせていただきました! 集まった回答は48件。ご協力いただいたみなさま、誠にありがとうございます。

※アンケートに参加したのは、「女性」で「音大生(卒業生含)」もしくは「長期的にレッスンを受けていたことがある人」

アンケート結果発表

今までのレッスン遍歴のなかで、曲がまるになったときなどに先生にシールを貼ってもらった(もしくはもらった)経験はありますか?

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なんと、8割近い回答者(つまり48名中38名)が貼ってもらったことがあると回答しました。ほら!! ね!?!? やっぱり!! (水を得た魚)

ではその38名の方々は、シールをもらってどう思っていたのでしょうか…! ここで「ある」と回答した人へさらに質問。

シールをもらうとテンションがあがる? あがらない?

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同志よーーーー!!!!!!🔥

小さい頃は(テンションが)あがった、といまだに嬉しいを合わせるとなんと94.8%の人がテンションがあがったと回答!! さすが回答者を女性にしぼっただけあって、みなさん少女趣味ですね〜(失礼)。というか逆にあがらないと回答した2名の人がすごいクールに見えてきた。

クールな小学生

※イメージです。

そして最後の質問はこちら。

もしシールを貼ってもらえるものなら…

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結構貼ってほしいんだ…(笑)

ここまでみなさんがシール好きとは思いませんでした。というか自分の異常性のようなものが否定されてむしろ安心すらしています。

さらに、レッスンとシールにまつわる思い出について、様々な回答が集まりましたのでご紹介してまいります。

レッスンとシールにまつわる思い出たち

幼稚園の頃はシール欲しさに譜読みを頑張っていた気がします笑

うーん、かわいい。文句なしにかわいい。

 

難しい曲だと豪華なシールだったり枚数が増えたりして非常に嬉しかった記憶があります。

先生もあの手この手…!

 

小学校低学年の頃は、シールを2、3枚選ばせてもらってそこにお絵描きもしていました。嬉しかったんだと思います。

今思えば当時嬉しかったなあなんて思い返すのもなつかしくて良いですよね✨

 

月謝袋を持って行った時、先生がいつもたくさんの種類のシールを出してきて、今月の月謝袋に貼るシールはどれにしようか、と楽しく選んでいた。 今までやったことがないからか、楽譜にシールを貼るのには抵抗がある。

月謝袋タイプ! わたしは月謝袋自体を選ばせてもらったのですがそれも非常に嬉しかった記憶があります! なんせ1年に一回しか選べなくてですね…(笑)
確かに、楽譜自体にシールを貼るのってかなり好み分かれそうです。

 

小さい頃はキラキラしたシールを楽譜に貼ってもらうのがとても嬉しかったし、今もその楽譜を見ると当時を思い出して嬉しくなります。ただ、今は楽譜にシールを貼ってもらいたくないです…(>_<)今でもシールを貼ってもらうのではなく、シール自体をもらえたら嬉しいです 笑

あくまで欲しいというスタンスがあっぱれ!👏

 

小学校高学年頃から、曲が上がることがなくなり、一旦寝かせておくことが増えたので自然とシールも無くなり、ちょっと寂しかった反面、自分の曲のレパートリーのレベルが上がったことを実感してとても嬉しかった。

待って待って、話のレベルが高い! みんなこうして大人になっていくのですね…!(なれなかった私)

 

たまに先生がシュールなシールをくれた。

わかる。わたしなんかこんなの貼られましたよ。

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貼られた瞬間「ヤダーーーーーッ!!!」って声出ました(笑)

 

年齢、性別によってシールの好みが違うので、先生側としては集めるのも大変。友人の同業者が1つずつシールを切っておいたら生徒が多く持って帰ってしまって少々トラブルになった、という話を聞いたこともあります。

なんと先生側からのご意見も! 多く持って帰っちゃう生徒さんのガッツがすごい。

 

平たいものよりも立体的なぷくぷくしたのが好きでした。

そ、そうですか。

 

本当に、たくさんのご回答ありがとうございました!

シールに秘められた謎のときめきを感じていたのは私だけではないと知ることができて本当に嬉しいです✨

私たちはもう大人になってしまったけれど、たまには思い出話に花を咲かせるのも面白いものですね🌻

以上、シールとレッスンにまつわる「あるあるエピソード」でした!

今後友人の演奏会へ伺う際は花束ではなくシールを持っていってあげようっと!

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ノリコ・ニョキニョキ

COSMUSICA発起人/編集長。1989年生。ハープ勉強中。東邦大学医学部医学科中退、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。インハウスライターをしながら副業で執筆仕事をお引き受けしています(文字単価10円目安)。お気軽にお問い合わせください。