Piascore社の音楽アプリが累計1,000万ダウンロード超え! まだまだ進む音楽 × デジタルの未来

スマートフォンが爆発的に普及して幾年。マーケティングリサーチキャンプの調査によると、2017年7月段階で20代のスマートフォン使用率は90%を超えているそうです。

それに伴い大きくシェアを広げているのが、数々のアプリケーション。音楽業界も例外ではなく、電子楽譜やメトロノーム、チューナーなど、便利なアプリがたくさんリリースされています。

当たり前になる「音楽×デジタル」

以前COSMUSICAでは、スマートデジタル楽譜リーダー「Piascore」を紹介しました。(▶時代は楽譜もデジタル? iPad用楽譜アプリ「piaScore」紹介)そのPiascoreも手がけるPiascore社の音楽アプリが、累計1,000万ダウンロードを突破したそうです(※リリースはiOS版のみ)。

興味深いのが、Piascore社のニュースリリースに記載されたデータです。まず、日本のアプリではありますが、シェアの77%は海外ユーザーであるということ。

また、英語圏の国を中心に、学校などの教育関係が多くダウンロードしているということも発表されています。

89年生まれの私は、「辞書は紙の辞書だけ!」「電子機器の持ちこみは基本的にすべて禁止!」という環境で育ったので、「教育現場に音楽アプリかあ…」と時代の流れを感じました(笑)。

いざというときに重用するチューナーアプリ

前回は楽譜アプリの「Piascore」を紹介しましたが、今回は私が実際に使用している、同じPiascore社のチューナーアプリ(無料版)の使い勝手を簡単にレポートしたいと思います。

まずはこちらが、アプリを開いたときの画面です。音を出すと針がふれて、ライトの点灯によって音の高低が直感的にわかるようになっています。

猫を飼っているからか、おいしそうな広告が出てしまいました

iPhoneの内臓マイクを使い音を拾っているのですが、認識誤差は±1セント*範囲ということで、市販のチューナーと同レベルに正確。弦楽器、木管楽器、金管楽器、ピアノなど音程のある楽器なら何でも調律でき、対応する音の高さは、E1~A8までとなっています。

*セント:音程を測定するための対数単位のこと。12平均律であれば、100セントで半音分にあたる。

設定画面では記譜法や移調、音律などの設定画面がありますが、こちらは有料版の機能。無料版でも、敏感さ(非常に敏感、敏感、普通、鈍い、非常に鈍い)は設定することができます。

赤い文字は有料版(500円)の機能であることを示しています

なお有料版の機能についてですが、公式サイトの紹介をお借りしてきました。

移調楽器を使う方や古楽を演奏する方には必須の機能だと思いますが、500円という金額はアナログのチューナーと比べればかなりの安価ですので購入を検討されてもよいと思います。私はハープを演奏するので、今のところ無料版の機能で不満を感じたことはありません。

ところで、弦楽器を演奏される方でしたら誰しも、使い慣れたチューナーをお持ちだと思うんです。私もお気に入りのチューナーがもちろんあるのですが、どういうきっかけでアプリをダウンロードしたかというと、ある日外で演奏機会があったときに、あろうことが出先でチューナーが壊れてしまったのです!(笑)そこで慌ててインストールしたのがこちらのアプリです。内心ドキドキでしたが、何事もなかったかのような顔をしてその日を終えました…。

その後新しいチューナーを買いましたが、いざというときもiPhoneさえ忘れなければ、いつでもどこでもチューニングができるというのは、大きな安心感につながっています。

参考▶楽器チューナー(無料版有料版

音楽×デジタルの未来?

当たり前の生活の中で、気づかぬ間に技術はどんどん進化していて、ふと冷静に振り返ると、自分がどれだけデジタルに囲まれた生活をしているかということに驚かされます。

新しい曲を勉強する際は、月額課金しているApple Musicでいろいろな演奏家の演奏を検索して聴いていますし、きらした弦はネットで注文すれば翌々日には届き、アプリはすぐにダウンロードできて必要なときにすぐに使えます。ほかにも、SNSで演奏会の情報を知ったり、先生の少ない地域でもオンラインレッスンを通して好きな楽器が習えたりと、挙げればきりがありません。

今後もデジタルとの付き合い方次第で、クラシック音楽シーンはどんどん変化していくはずです。COSMUSICAでは引き続き、音楽×テクノロジーをテーマに幅広いトピックを取りあげていきたいと考えています!

ABOUTこの記事をかいた人

ノリコ・ニョキニョキ

COSMUSICA発起人/編集長。1989年生。ハープ勉強中。東邦大学医学部医学科中退、東京藝術大学音楽学部音楽環境創造科卒業。広告代理店にてコピーライター、フリーランスのライター/編集を経て、現在は教育業界にてインハウスライター。SEO記事やWebメディアでの執筆経験多数。記名/無記名、単発/継続問わず、執筆のお仕事随時受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。