これだけははずせない! クラリネットの魅力がつまった名曲を紹介♪


みなさんはじめまして!

クラリネット奏者の、くみこです。このたび、COSMUSICAで記事を書いていくことになりました。これまでクラリネット奏者のライターがいなかったということで、今回はクラリネットの名曲を紹介していきたいと思います。

第一回目の記事ですし、クラリネットの良さを多くの人に広めたい! ということで、まさに王道とも言える名曲だけを厳選しました。今までクラリネットの曲はあまり聴いたことがないという方は、ぜひ参考にしていただけたらと思います!

クラリネットの名曲紹介

モーツァルト クラリネット協奏曲

言わずと知れた名曲。

クラリネットができたのが17世紀の終わり頃。その後、少しずつ改良が加えられていくのですが、楽器としてはまだまだまだ新しく、作曲家にあまり取り上げられることはありませんでした。当時はまだ楽器として新しかったにもかかわらず、幅広い音域を持つクラリネットの魅力をモーツァルトが存分に引き出してくれました。第2楽章の美しさは格別ですよ!

モーツァルト クラリネット五重奏曲

同じくモーツァルトの名曲です。

ちなみに先ほどの協奏曲もこの曲も、モーツァルトが当時の名クラリネット奏者アントン・シュタードラーと出会ったことがきっかけで作られました。モーツァルト特有のくもりのない響きが魅力で、私はどんなにいやなことがあってもこの曲を聴くと全部忘れられます(私が忘れっぽいだけかもしれない…)。

ブラームス クラリネット五重奏曲

今度はブラームスが作曲した五重奏曲です。この曲もクラリネットを語る上で絶対はずせません! モーツァルトとブラームスの五重奏がセットになったCDはたくさん出ているので、聴き比べてみるのも楽しいですよ。

ブラームス ピアノとクラリネットのためのソナタ第1番・第2番

そして同じくブラームスのソナタ。クラリネットに限らず、ヴァイオリン、ヴィオラ、フルートなどいろんな楽器で演奏されています。

第1番の方が有名ですが、第2番も人気があり、特に第2楽章は悲しくも情熱的な旋律が聴く人の心を惹きつけます。

サン=サーンス クラリネットソナタ

全4楽章からなるこのソナタですが、優美さ、軽快さ、重厚さ…とクラリネットの持ついろいろな一面を楽しむことができます。

そうそう、クラリネットの曲というのは、作曲家の晩年に書かれたものが多いんです。先に紹介したモーツァルトもブラームスも、そしてこのサン=サーンスも。

晩年に作品を作りたくなる、そんな魅力がクラリネットの音色にはあるのだろうと、クラ吹きのほぼ全員が思っています(笑)。

ドビュッシー 第1狂詩曲

聴いているだけで自然と目の前に情景が広がる美しい曲。

深い森の奥の水辺、月の光を優しく写す水面、そこに広がる波紋、葉っぱの上からこぼれ落ちる水滴、水面近くを泳ぐ魚……。一つ一つのフレーズが聴く人の想像力をかきたてます。

それにしても、大変な難曲です。美しい旋律の裏で、クラ吹きは大変な努力をしいられています(笑)。

♪さいごに♪

自分が演奏している楽器の曲というのは、どうしても純粋に楽しめなかったりしますよね。あぁここから速いパッセージがぁ、そしてここから長いフレーズ…息をたっぷり取っておかないと苦しい、、などなど、邪念がたくさん湧いてきてしまって。

でも、どんなに吹くのが大変な曲だと知っていても、また聴きたくなるしまた吹きたくなる…そこが名曲のすごいところ!

ですのでぜひ、今までクラリネットにあまり興味がなかったという方々も含め、多くの人に聴いていただけたら嬉しいです。


ABOUTこの記事をかいた人

今榮 くみこ

兵庫県出身。クラリネット奏者。映画「ベニー・グッドマン物語」を観たことがきっかけでクラリネットを始める。 大阪音楽大学音楽学部卒業。同大学卒業演奏会、ヤマハ管楽器新人演奏会等出演。在学中はエスクラリネットからコントラバスクラリネットまでさまざまな楽器を担当し、2006年から約2年間フィルハーモニックウィンズ大阪にてバスクラリネットを担当。また、国内外のマスタークラスやセミナーで研鑽をつみながら、ソロや室内楽など多数のコンサートに出演。現在MIKIミュージックサロン梅田・心斎橋、小阪楽器等講師。 趣味はアイスダンス(休止中)とフィドル。