「暗譜」の習慣を作ったのは彼女だった。クララ・シューマンという音楽家のカリスマ性
ヴァイオリン弾きの卑弥呼こと原田真帆です。放課後の音楽室で、お茶を淹れながら「今の教科書」に載っていない音楽の話をしたいというコンセプトでお送りするこの連載。第2回目の本日は、ピアニストで作曲家のクララ・シューマン(18…
クラシック音楽入門から演奏家向けTipsまで「お気に入りがきっと見つかる」コラムライブラリー
ヴァイオリン弾きの卑弥呼こと原田真帆です。放課後の音楽室で、お茶を淹れながら「今の教科書」に載っていない音楽の話をしたいというコンセプトでお送りするこの連載。第2回目の本日は、ピアニストで作曲家のクララ・シューマン(18…
突然ですが、みなさんは「音楽室」にまつわる思い出はありますか? 筆者が通っていた中学校では、休み時間などに音楽室があいていると遊ばせてもらえることがあって、たとえばわたしが音楽室の鍵を借りるときは友人を4・5人連れ立って…
楽譜には様々な出版社があり、その表紙デザインは時に版元を語り、時に作曲家を語ります。たとえば、原典版と呼ばれる “直筆譜の忠実な譜面起こし” に力を入れるベーレンライター社(Bärenreiter-Verlag)の場合で…
世界が激震した2020年も、ついに最終月を迎えました。予断を許さない状況から、復活しつつあった演奏会などのイベントが改めてキャンセル・延期されて、この年末年始は巣ごもりをいかに工夫して過ごすかが肝となりそうです。 ところ…
COSMUSICA 読者のみなさまにおかれましては、演奏会に行って音楽を聴く、という行動は身近なものかと存じます。音楽を好きになる瞬間や、そのようにしてコンサートに足を運ぶきっかけは、人それぞれの体験がありますよね。今回…
楽器の性質は、人の特性を惹きつけるもの。たとえば、そのコントロールの難しさからギネスワールドレコードで「もっとも難しい木管楽器」と認定され、リード(葦で作られた吹き口)を自分で作らなければならないオーボエは、職人気質の人…
近年はさまざまなインターネットサービスのおかげで誰もが簡単にホームページが作れるようになり、音楽家もご自身で公式ホームページを作る方が増えました。 ですが、「わたしもやってみたいのだけれど、何から始めればよいかわからない…
2019年末から始まった新型コロナウイルスの世界的大流行に伴い、演奏の場を奪われてしまった方はたくさんいらっしゃると思います。そこで新たにインターネットを使ってご自身の演奏を配信・投稿することを始めてみたいと考える方もい…
こんにちは、ヴァイオリン弾きの卑弥呼こと、原田真帆です。東京藝大を卒業後に渡英して、ロンドン生活も早4年目を迎えました。江戸っ子は三代かけて作られると言いますが、真正ロンドナーも同じようなもの。たかだか数年住んだくらいで…
インターネットでさまざまな情報にアクセスできる昨今、海外の情報もリアルタイムで知ることができるようになりました。しかし、意外と「海外のサイトはハードルが高いように感じられてチェックしていない」という方も多いようです。この…