三度目の正直で掴んだ日本音楽コンクール優勝。オーボエ奏者・山本楓が抱く静かな情熱をかい間見る
楽器の性質は、人の特性を惹きつけるもの。たとえば、そのコントロールの難しさからギネスワールドレコードで「もっとも難しい木管楽器」と認定され、リード(葦で作られた吹き口)を自分で作らなければならないオーボエは、職人気質の人…
クラシック音楽入門から演奏家向けTipsまで「お気に入りがきっと見つかる」コラムライブラリー
楽器の性質は、人の特性を惹きつけるもの。たとえば、そのコントロールの難しさからギネスワールドレコードで「もっとも難しい木管楽器」と認定され、リード(葦で作られた吹き口)を自分で作らなければならないオーボエは、職人気質の人…
こんにちは、ヴァイオリン弾きの卑弥呼こと、原田真帆です。東京藝大を卒業後に渡英して、ロンドン生活も早4年目を迎えました。江戸っ子は三代かけて作られると言いますが、真正ロンドナーも同じようなもの。たかだか数年住んだくらいで…
インタビュアーの個人的な思い出ばなしで恐縮ですが、5年ほど前に大学の学園祭で、とある美しい歌声のメゾ・ソプラノ歌手に出会いました。シュニトケのオラトリオ『長崎』という、当時まだ日本では一度しか上演されたことがなかった難曲…
クラシック音楽において、多くの楽器は “伴奏” という「共演者」を必要とします。伴奏は主にピアノが請け負うわけですが、海外では多くの音楽学校でプロの伴奏者を育てる専門の課程があります。 今回お話をうかがう細田詩織さんも、…
音楽家を志す人にとって、海外留学は憧れであり、目標でもあります。どこの国に行くかというのはもちろん、習いたい先生が教鞭を取る学校がある、あるいはその土地の音楽を学びたいという動機に基づくものですが、ご縁というのは不思議な…
受験生・音大生のみなさまへ向けて、微力ながら海外の学校を紹介していくシリーズ。今回は英国王立音楽院をご紹介します! 学校概要 英国王立音楽院(Royal Academy of Music)は 1822 年にできた歴史ある…
2016年6月、東京藝術大学のリリースで「東京藝大ジュニア・アカデミー」が新設されると発表され、おけいこ界を震かんさせました。そして10月13日にはついに募集要項が出て、選抜方法や課題曲、授業料が明らかになりました。 実…
音大生が直面することの多い留学準備の苦労。ヴァイオリニストであるわたくし、はらだも9月からイギリス留学が決まっており、その準備に奔走しているひとりです。 というわけで、前回はイギリス留学の準備の大まかな流れや大変なポイン…
音大生や音大を目指すみなさんはきっと、その先の進路のひとつに「留学」をお考えではありませんか? 音楽界では決して珍しくない「留学」という進路ですが、そもそも音楽家人口はあまり多くないため、インターネット上では音楽留学に関…