シルエットやデザインを解説! 演奏家向けステージドレスの選び方

こんにちは! 声楽家の小林瑞花です。

演奏家についてまわるものといえば日々の練習…はもちろんなのですが、本番で身につけるドレス選び問題もありますよね✨ 着るのも見るのも楽しいドレスですが、本当に自分に合ったドレスを選べているか不安に思うことはありませんか?

そこで、今日はドレスの種類・選び方をご紹介したいと思います❤️

ドレスの種類

シルエット

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*スレンダー
すとんとしたドレスで、スカートが大きいと演奏の邪魔になってしまうという楽器の方が好んで着用します。また、小さい会場やアンサンブルのときにも活躍♪

*Aライン
Aのラインのように下に向かって自然に広がっていきます。お店にも色々なデザインのものが置いてあります。パニエの大きさによって印象が変わるものが多いので、とても使いやすいです♪

*プリンセスライン
その名の通り、お姫様が着ているドレスのように腰からふんわりと広がったドレスです。ボリュームが出るのでとても華やかですよ!

*マーメイドライン
全身のラインがハッキリでるので、長身の方にオススメ。私は背がちっちゃいのでこういうドレスに憧れます。笑

デザイン(上半身)

上半身ドレス

*ベアトップ
肩紐のないタイプ。上半身がスッキリしてみえます♪ 首元があいているので、アクセサリーを工夫するととっても華やかで上品な雰囲気になります。

*ワンショルダー
ギリシア神話の女神様のようで大人っぽいデザイン。2着目以降にオススメ。

*オフショルダー
鎖骨が綺麗に見えます♡

*ホルターネック

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首の後ろで留めるタイプのもの。リボンで結ぶタイプもあり、首元がふわっとしてとても可愛いらしい雰囲気になります。ホルターネックのときには髪の毛をまとめるとバランスがよく綺麗です♪

*上下セパレートタイプ
最新デザインでは、上下セパレートタイプがあるんです!!! これにはびっっくりしました。上下好きなデザインのものをそれぞれセレクトし、組み合わせられるそうです。

ネックライン

*スクエア
胸元が四角いカットのもの。さらっとクールに着られます。

*ラウンド
優しい印象を与える女性らしいデザイン♡

*Vカット
カットが深いので首が長く見えます。ある程度、胸元にボリュームのある方でないと綺麗に着られないといわれているので注意が必要ですが、生地によってはフィットするものもあるので、気に入ったものがあれば試着必須です!!

*ハートカット
こちらも上記と同じく、胸元にボリュームのある方にオススメ♪

デザイン(後ろ姿)

*紐タイプ
紐をしめることでサイズ調整をするので体型が多少変わっても安心して着用できます♪

*チャックタイプ
サイズの調整が効かないので、太ると着られなくなるので心して購入して下さい。笑

ですが、着られなくなったものはお直しに出せばチャックから紐タイプに変えられることもあるので、困ったらドレスショップで相談してみてくださいね。

パニエ

パニエとは、ドレスの下に履き、膨らますもの。ドレスの生地が綺麗に伸び、ラインが美しく出ます。また、舞台に上がるときのドレスさばきをスムーズにする役割があります。

*大パニエ
*中パニエ
*小パニエ
+ワイヤーあり

1000人以上入る大きなホールでは、大パニエにワイヤーを入れて使うことが多いです。特に声楽は楽器を持たないので(体自体が楽器なので)体が小さく見えてしまわないように、ふわっと広がった大きなドレスを着ます♫

また、中くらいのホールでは中パニエにワイヤーを入れずに使ったり、その本番で着たいドレスの質と状況などを考え選択します。

大パニエと中パニエ、など2種類持っておくといろんなシチュエーションに対応でき便利です💠 時と場合によってワイヤーを入れたり抜いたりして調整しましょう♪

ドレス選びのポイント

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演奏する機会が増えてくると、1着ではなく何着かのストックが必要になってくると思います。そこで気をつけたいのが、2枚目からのドレス選びです。

ドレスに限らず洋服など、顔に合う色や体型に合うデザインをと思って購入したら、以前購入したものとそっくりだった…!! ということはありませんか?

そんな事態を防ぐために、着るシチュエーションを想定して購入することをおススメします!

ドレスは様々な条件によって、選択するものが変わってきます。例えば

①曲目
②どんな会場か
③共演者とのバランス

を考慮して選んでいくと、

①水の精の歌なら青っぽいもに、貴族の役の歌を歌うからアンティーク要素のあるデザインのものに、宗教曲を歌うのであまり派手ではないものに、コンサートのテーマが「自然」なので淡い色のものに、など

②小さめのサロンホールなのでドレスが大きいと邪魔になってしまうからコンパクトなAラインに、1000人以上入る大ホールなのでよく広がるドレスにパニエを入れて華やかに、各地を回って演奏するので長時間キャリーに入れてもシワにならないものを、など

③何人かでコンサートをする場合などは、共演者と相談しましょう。2重唱をする予定であればその人と合う色にしたり、1人で歌う場合も、演奏する順番が前後の方のドレスと色が重ならないように考慮します。後輩が先輩がたに伺うようにするとスムーズにドレスの色が決まると思います

このようなことがドレス選びの基準になりますね。その上で

・着心地(これはとっても大事!!)
・デザイン
・お値段

の気に入ったものを購入しましょう♪ 最終的には試着してみて直感的に、「これなら良い演奏ができるぞ!!!」と思うドレスを選んでみてください❤️❤️

そしてドレスが決まったら、裾の丈直しをしますが、ここでも注意が必要です。

必ず、本番で履くヒールの高さ、手持ちのパニエの大きさに合わせて切るようにしましょう!

事前に手持ちのものが何センチヒールか、どの大きさのパニエか、メモしてお店に行きましょう。近いものを出してくれます。そして、

一番気持ちが上がるドレスを着ること✨

これが一番大切です(*^^*) 気に入ったドレスに身を包むと、勇気がもらえるはずです♪

本番に持っていっておくと安心!お助けグッズ

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*安全ピン
これは必需品です。留めるところが特にチャックのドレスの場合、万が一壊れてしまったら絶望的な状況に…そんなときも安全ピンがあれば安心です♪

応急処置ですが、あまり後ろを向かないように気をつければ大丈夫。

*はおりもの
楽屋や舞台袖はクーラーが効いていたり、ドレスは肌がかなり出ているので寒く感じることがあると思います。体や喉を冷やさないためにも、カーディガンやショールなど、ドレスの上からかけられるものを持っていきましょう。

*その他
歌の場合、ドレス・靴・体の3点セットがあればなんとかなります。笑

その他には飲み物、楽譜、楽譜カバー、ストッキング、ドレス用下着などは忘れやすいので気をつけましょう。ドレス用下着は一着持っておくととても便利ですよ♪

最後に、私が知っているドレスショップをご紹介します!✨

ドレスショップ

Aimer(エメ)

池袋ルミネ・日比谷など、その他全国にあります。店舗によってステージドレスが多く置いてあるところとないところがあるので、事前に電話で問い合わせると安心です♪

年に何回か展示会&セールがあり、エメ会員は新作ドレス・旧作ドレスともに安くなりますのでぜひチェックしてみて下さい♡

https://www.aimer.jp/

ドレスルームアミ

新宿駅東南口・中央東口から徒歩3分。ガヤガヤした場所に突然現れます。笑

一度の来店で3着しか試着できないので、よく吟味してから試着させてもらいましょう。値段設定はエメよりかなり安いです。ネットでドレスを見ることができるので、急ぎの時などにも便利です!

https://dressroomami.com/

その他、ネット販売や各種デパートのカラーフォーマル売り場にもいくつかありますので、何軒か回ってビビッと来るものを購入することをオススメします。

着るだけで幸せな気持ちになれる、そんな素敵な魔法を持ったドレスに出会えますように…❤️

今回は女性のステージドレスを紹介しましたが、男性の場合は胸ポケットのチーフの色を変えるくらいしか…思いつきません。ごめんなさい。笑

周りのオシャレ音楽家男子たち(?)をリサーチして、また男性版ステージ衣装の記事も書きたいと思います^ ^

みずか

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ABOUTこの記事をかいた人

小林 瑞花

東京都出身。国立音楽大学附属中学校ピアノ科を卒業した後、声楽科に転科。同高等学校声楽科卒業。東京藝術大学声楽科ソプラノ専攻を経て、現在同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻2年在学中。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017に出演。文部科学省日本代表トビタテジャパン6期奨学生としてイタリア及びフランスに留学予定。