進め! ヴァイオリンおけいこ道 第21回「譜面台のある暮らし」

今週もおけいこ道のお時間がやってまいりました。ヴァイオリン弾きの卑弥呼こと原田真帆がお送りいたします。

本日は、ピアノ以外の楽器なら必需品である譜面台についてつづります。

どんな譜面台を使ってる?

譜面台は部屋に置くとそこそこ存在感があるもので、そのオーラはもはや家具。実際に家具と言っても差し支えないような木製の美しい譜面台は数多くあります。

わたしがヴァイオリンを始めた当初は、母が見つけたツヤ消しの美しい木製の譜面台を使っていました。すべすべした木の表面は、それはそれは触り心地がよく、雰囲気も良く、愛用していたものです。

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また譜面を受け止める台座に並行してペンを置くためのスペースがあったのもお気に入りポイント。譜面と同じ台に乗せると、これが意外と時間のロスで、楽譜の下で迷子になっていたり、額をのページをめくる時に鉛筆を落っことしたり、地味にストレスです。

ただ年数を重ねるにつれてひとつ問題が発生しました。わたしの背がニョキニョキと伸びて、譜面台の足の長さが足りなくなってきたのです。目一杯の高さにすると留め具が支えきれず、譜面と台座が突然に「ストーンッ!!」と落ちて譜面台の足が縮んでしまうのが日常茶飯事となりました。

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とにかくよく伸びる譜面台

譜面台が身長に追いつかなくなったら、わたしが楽器を構える角度も如実に下を向くようになってしまいました。そこで母が各楽器店に電話したり通販カタログを徹底比較したりしてくれた結果、マンハセットのオーケストラモデルの譜面台がもっともよく伸びるとわかり、すぐに購入しました。


マンハセット 譜面台 M50 オーケストラモデル(Orchestral Stand)ブラック

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足の長さは 135 cm も伸びるので、楽譜を乗せる面が約 150 cm くらいになり、結構な高さになります。なるほど、いままでの「譜面台ストーン」のストレスが解消されると、良いものです。以後今に至るまでその譜面台が採用されることとなりました。

しかし背が高くなる分だけ、足が細い譜面台の重心は不安定に。特に譜面を乗せすぎると余計に危険です。うっかり倒した時のリスクがとんでもなく、また木製なら床に傷もつきにくいですが、背の高い譜面台は金属なので、その意味でもリスクが……。

ちなみに 3.11 のとき我が町は震度 6 弱でしたが、本震でも譜面台は倒れませんでした。ただ余震が恐ろしかったので、その晩は譜面台をわざと倒しておきました。

折りたたみ譜面台はどれがよい?

そして譜面台が必要な楽器奏者にとっては、折りたたみ譜面台もマストバイ。折りたたみ式はやはり移動のときに持つので、軽くて持ちやすいものが便利になってきます。


YAMAHA ヤマハ 軽量 譜面台 ソフトケース付 MS-250ALS
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カバーが付いていて、軽くて、かつバランスもよく倒れにくいという点で、こちらのヤマハの譜面台は人気です。海外の人にも「これ、いいな〜」と言われたことがあります。

調べてみたらもっと軽いものも見つかって、最近の技術はすごいなぁとしみじみ思った次第ですが、あまりに軽すぎても譜面の重みに耐えられるか不安なので、ヤマハのこちらの譜面台くらいの重さがあったほうが安心かもしれません。

一方、重さは増しても、かわいいなぁと思ってしまうのがこちら。

KC 譜面台 軽量スチール製 MS-200J/RD レッド (ソフトケース付)
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自宅に置く譜面台を派手な色にしてしまうとインテリア的にどうなのか心配になりますが、折りたたみ譜面台ならビビッドな色にも挑戦しやすいですよね。

しかもこれが思いがけずリーズナブルなお値段で……実はわたし赤青黄と 3 色取り揃えています。


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原田 真帆
栃木県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学器楽科卒業、同声会賞を受賞。英国王立音楽院修士課程修了、ディプロマ・オブ・ロイヤルアカデミー、ドリス・フォークナー賞を受賞。2018年9月より同音楽院博士課程に進学。第12回大阪国際音楽コンクール弦楽器部門Age-H第1位。第10回現代音楽演奏コンクール“競楽X”審査委員特別奨励賞。弦楽器情報サイト「アッコルド」、日本現代音楽協会HPにてコラムを連載。

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