今日、何着ていく?>>>オペラ『アンドレア・シェニエ』@ミラノ・スカラ座

演奏会に行く際のコーディネートや、会場で目にしたステキなファッションをご紹介していく連載第4弾。今回は、イタリア留学中の私、小林 瑞花がお届けします♪

ガレリア席をゲットするため、しっかり防寒!

先週、スカラ座でオペラ『アンドレア・シェニエ』を観てきました! 世界中で人気のあるソプラノ歌手アンナ・ネトレプコの出演する公演です。

この日は祝日だったためものすごくにぎわわっていました。ガレリア席*を取るために朝9時から並んだのですが、その時点でこんなに人が…!

*ガレリア席:天井桟敷。当日に売りに出されるチケットで、リーズナブルに観劇することができる。

ガレリア席のチケットを購入するためには長く並ばないといけないので、みんな暖かい格好をしてきていました。私もショートブーツにこんなコートを合わせています。

そして暖かいマフラーも忘れずに…!

また手袋やカイロなどの防寒グッズも必需品です。

今回はマチネ(昼)公演だったので12時に整理番号の点呼がおこなわれる予定だったのですが、実際は会場に着いたらすぐに点呼が始まりました。そのときは40分くらい並びました。パスポートまたは滞在許可証、テッセラ(イタリアのSuicaのようなもの)など、名前の確認できるものを提示して、番号をもらいます。私がもらった番号は76番。この時間でこの番号…ネトレプコの人気の高さがうかがえます。

開場まで街歩き♪

整理券をもらったら一旦解散。指定の紙に記入をし、それを持ってまた12時に戻ってくるように言われます。近くのドゥオーモ広場でプラプラしていたらお菓子を配っている人がいて、私にもくれました。子供に見えたのかな(笑)。

レモンとピンクペッパーが入っている変わったチョコでしたが、フレッシュな香りの中にピリッとしたスパイスが効いていておいしかった…!

かなり時間があるので近くのカフェでひと休み。豆乳カプチーノで身体を温めました。

そして12時になり再び並んだのですが…ここからが長かった。この日は雪の予報が出ているほど冷え込んでいたので、そんな中で1時間くらい立って待っているのはつらかったです。スキー場にいるかのような厳しい寒さで意識が朦朧としてきて、最後は具合が悪くなってきて倒れそうでした(笑)。

やっとの思いで手に入れたチケット。感激!

そして15時の開演時間までまた少し時間があったのでふたたび解散。開演30分前くらいに劇場へ入ります。

いざスカラ座へ…!

ガレリア席は一般席の方が入る正面ロビーの入り口とは別の、ミュージアムと同じ入り口から入って階段を上がっていきます。

ガレリアはこんな席。

並ぶのは大変だけど、なんと15€(日本円で約2,000円)で見ることができます。

上の席なので天井が近い…!

ガレリア席からの眺めはこんな感じ。舞台を斜め上から見るイメージです。

一応座席はあるのですが、立たないとほぼ見えないので、みんな立って覗き込むように見ています。

ワンピースで気軽なおめかし♪

コートの中は紺のシンプルなワンピースを着て、観劇中は水色のカーディガンを羽織っていました。本来ならば暖かいセーターにスキニーなどを履いていきたい寒さですが、格式高いスカラ座ということもあり、やはりワンピースに。その分、上着や小物で寒さ対策をしっかりとしました◎

とは言っても、ガレリア席は学生なども多く座る席なので、気楽にオシャレを楽しむ気持ちで服を選ぶのがいいと思います♫

ちなみに事前にチケットを購入する必要がある、パルコ席や1階のお席には、イブニングドレスや蝶ネクタイ姿の正装をしている方たちもたくさんいました! まるで映画のワンシーンのような光景が見られます♡

パルコ席。個室になっていて、鍵もかけてもらえるので荷物なども安心です。向かいにそのお部屋専用のクロークもあります

終演後にロビーでパシャリ。

観劇の余韻と雪景色

生の舞台の魅力を存分に味わい、興奮冷めやらぬ中、外へ出ると…

雪景色でした…!! 幻想的で美しい!

スカラ座と大聖堂をつなぐガレリア(アーケード)を通って駅へ。クリスマスのイルミネーションが点灯されていて、スワロフスキーのツリーが輝いていました。

夜のミラノ大聖堂…!

大聖堂の前にも大きなツリーが!

寒さに震えながらも心は浮き足立ったまま、おうちに帰りました。冬にオペラを観劇の際は、上着などで寒さ対策をしっかりと、でも劇場内は暖かい◎ので、中は思い切りオシャレを楽しみましょう♪

ABOUTこの記事をかいた人

小林 瑞花

東京都出身。国立音楽大学附属中学校ピアノ科を卒業した後、声楽科に転科。同高等学校声楽科卒業。東京藝術大学声楽科ソプラノ専攻を経て、現在同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻2年在学中。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017に出演。文部科学省日本代表トビタテジャパン6期奨学生としてイタリア及びフランスに留学予定。