東大に通いながらPTNA特級に挑戦! 2018グランプリ角野隼斗の、コンクールまでの珍道中
8月21日にサントリーホールにておこなわれたピティナ・ピアノコンペティションの特級ファイナル。国際舞台・プロピアニストへの登竜門と言われるこのコンクールで見事グランプリを獲得したのは、東京大学大学院1年の角野 隼斗(すみ…
クラシック音楽入門から演奏家向けTipsまで「お気に入りがきっと見つかる」コラムライブラリー
8月21日にサントリーホールにておこなわれたピティナ・ピアノコンペティションの特級ファイナル。国際舞台・プロピアニストへの登竜門と言われるこのコンクールで見事グランプリを獲得したのは、東京大学大学院1年の角野 隼斗(すみ…
将来留学したいという希望を抱く音大生のみなさまにおかれましては、休暇などを利用して海外に行ってマスタークラスを受けたり、国内でも外国からいらした先生のレッスンを受ける機会があると思います。 そんなときに、多くは英語で先生…
こんにちは! ドイツ、ハレ在住のピアニスト・ピアノ教育者の大木美穂です。 日本も今年は大変な猛暑と聞いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 涼しいイメージのドイツも今年は特に猛暑で、最近38℃くらいの暑い日々がし…
男性の話し言葉に近い音域を奏でるという楽器、チェロ。今回お話をうかがうチェリスト増田喜嘉さんの演奏も、まさに心に語りかけているかのように情緒豊かで、その音色からは優しくも力強い包容力を感じます。 南カリフォルニア大学の音…
クラシック音楽において、多くの楽器は “伴奏” という「共演者」を必要とします。伴奏は主にピアノが請け負うわけですが、海外では多くの音楽学校でプロの伴奏者を育てる専門の課程があります。 今回お話をうかがう細田詩織さんも、…
音楽家を志す人にとって、海外留学は憧れであり、目標でもあります。どこの国に行くかというのはもちろん、習いたい先生が教鞭を取る学校がある、あるいはその土地の音楽を学びたいという動機に基づくものですが、ご縁というのは不思議な…
このコラムは、この夏にドイツ・ベルリンでの留学を終え完全帰国した声楽家・輪湖里奈による留学後記です。 ▶その1「渡航の決心から実現までの葛藤」はこちらから 大学院卒業とその後の進路 留学を白紙に戻してからは、在学していた…
「1 日練習を休むと自分には分かる。2 日休むと批評家に分かる。3 日休むと聴衆に分かる」 ポーランドの音楽家イグナツィ・パデレフスキーが残したこの言葉は、音楽家に限らず多くの方が耳にしたことがあるのではないでしょうか。…
このコラムは、この夏にドイツ・ベルリンでの留学を終え完全帰国した声楽家・輪湖里奈による留学後記です。 まだ蒸し暑さの残る日本を旅立ったのは、2016年9月末のことだった。それからの約8ヶ月間は私の人生において、一生で一度…
2017年も半分が過ぎました。こちらの大学は学期が4月・9月始まりで、日本と年次感覚がずれていますし、音楽家という生業をしていると、コンサートシーズンは9月に始まり7月に終わるので、だんだんと年月の感覚が薄くなってきます…