そろそろ夏休みが近づいてきました。受講生や受講生予備軍、そして音大生にとって、夏は講習会の季節ですね🌻
そこで今日は、講習会の荷作りにぜひとも入れてほしい、あると安心なアイテム5選をご紹介します!👜
1.本番前の非常食
講習会の最終日は発表会のところが多いですね。参加者の中には秋のコンクールのライバルもいて、ここはしっかり弾きたいところ。ですが、発表会前に喉が渇いた、あるいはお腹がすいた、なのに売店がない……そんな事態に遭遇しても慌てず騒がず。
都会から離れたところで開催されることが多い夏の講習会は、会場の近くにコンビニがあるとは限りません。カロリーメイトのような常温で保存できるものや、ペットボトルを1本忍ばせたり、または粉末のお茶で水筒を作ったり。コンディションを整えることも大事な準備です。
2.虫よけ・かゆみ止め
というわけで、自然に囲まれた場所は、虫もたくさん。虫よけシートはかさばらないのでカバンに忍ばせて!
またムヒのようなかゆみ止めも重宝します。チューブタイプなら、他の人に貸してと言われた時も、ティッシュに取り分ければ衛生的です。
3.お湯系携帯食料
講習会は食事のペースがなかなか難しく、レッスンや移動で運悪く食べ逃すこともあれば、夕食が早くてお腹が空いてしまうことも。
実際にカップスープやカップラーメンなどを持っていく人は少なくなく、わたし自身何度カップスープに助けられたことか。食事が口に合わない時もあります。海外の講習会ならなおさらです。
4.雨具関係
思いがけなりゲリラ豪雨や、田舎ゆえの水はけの悪い道などに遭遇するのも、夏の講習会にありがちです。
折りたたみ傘は必須、可能なら濡れてもいい靴を持つとよいでしょう。そして雨の日に持てるような、汚れてもよいタオルがあると安心ですね。
5.お菓子&トランプ
親子で参加される場合は出動する機会は少ないかもしれませんが、こんな娯楽グッズも役立ちます。受講生同士の親睦を深めることも、講習会で得られる経験のひとつです。
いきなり仲良くなるのは難しいけれど、お菓子の交換やトランプによって距離は縮まります。講習会はひとつ屋根の下同じ釜の飯で過ごすわけですから、仲良く過ごした方がお互いのためになります! 音楽界はご縁が命です。
もちろんお薬も!
ここに挙げたものは思いがけず忘れそうなものの数々です。もちろん常備薬や生理用ナプキン、洗面道具といった「お泊まり基本セット」はお忘れなく!
そして絶対必要なのに意外と忘れる人が多いのが『譜面台』! 親御さんが宅配でホテルに送った例もあります。ないと何かと不便なので、持参と言われていなくても持っていくのが望ましいです。
それでは、みなさまよい夏を! Have a nice trip✈️
はらだまほ
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