「絶対音感あるの?」に、”はい”か”いいえ”で答えられない理由

こんにちは😊東京藝術大学修士課程声楽専攻1年在学中の小林瑞花です!

今日は絶対音感についてお話しします♪

音大生、というと「絶対音感あるの!?」とよく聞かれます。

先日、大学でこんな事がありました。
練習室で歌っていると火事のサイレンが鳴り始めました。驚いて避難しようと外に出たら、隣の部屋にいた学生達が、
「シーファーシーファー!!」と口ずさみながら練習室から避難していました。そのサイレンの音の高さは確かにシーファーシーファーで、その言葉を聞いたときに、あぁ音大生だなぁと実感しました。笑

ですが、芸大生の中にも絶対音感のない人はもちろんいます。一般に、絶対音感が備わるかどうかは9歳まで決定されると言われていて、後から訓練してもなかなか身につくものではないみたいです。

また、絶対音感の持ち主でも、「絶対音感あるの?」という質問には一概に”はい”か”いいえ”で答えられないことが多いんです。

そもそも絶対音感の定義とは何かというと、
「ある音を単独に聴いた時に、音の高さを記憶に基づいて絶対的に認識する能力」
だそうです。
ここで言う「ある音」とは、

*ピアノの音
*楽器の音
*机を叩く音
*くしゃみの音
*携帯の着信音
etc…

これらの音を、音名として捉えることができるか否かということが、絶対音感の有無の判断基準になります。
しかし、上記のように「ある音」の指す範囲は非常に広く、無限にあります。そのため、ピアノの音は分かるけど机を叩く音は分からない…というように、様々なパターンの人がいるわけです。
ちなみに私は、ピアノの音と楽器の音は分かりますが、その他の音は断定できません。そのため、「絶対音感あるの?」と聞かれた時にはこう答えるようにしています。「”だいたい音感”あるよ!!!」と。笑 笑

もちろん、芸大生の中には拍手の音や、喋り声の高さまでも音名として聴きとってしまう奇才もいます!!笑

さらに言うと、音に色を感じる《共感覚》というものの持ち主もいるんですよ。

…ん???
という感じだと思うのですが 笑、それについては次回の記事でじっくり解説しようと思います♪
お楽しみに!

小林瑞花

ABOUTこの記事をかいた人

小林 瑞花

東京都出身。国立音楽大学附属中学校ピアノ科を卒業した後、声楽科に転科。同高等学校声楽科卒業。東京藝術大学声楽科ソプラノ専攻を経て、現在同大学大学院音楽研究科修士課程声楽専攻2年在学中。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2017に出演。文部科学省日本代表トビタテジャパン6期奨学生としてイタリア及びフランスに留学予定。