おけいこあるある? 子供にヴァイオリンを習わせる際の“副作用”にご注意


音楽家の中でも憧れる人が多いというヴァイオリン。弾き姿はなんとも優雅で、楽器そのものが芸術品。またその音色はもっとも人の声に近い楽器であると言われています。

「ヴァイオリンって育ちが良さそうなイメージだし、有名な曲も多いし、もし叶うなら自分もやってみたかったかも…よーし、うちの子に習わせてみようかな!」

と思ったそこのアナタ! ぜひ習わせる前に一度、子供がヴァイオリンを習うと起こる摩訶不思議な現象の数々を知っておいてほしいのです!

今日は、ヴァイオリン歴20年の筆者が、「ヴァイオリンのおけいこ」が持つさまざまなデメリットをご紹介します…そう、これは本当にあった、世にも奇妙なお話です……。

1.BGMが落ち着かない!

お子さんがヴァイオリンを習い始めると、街中でかかるBGMに少しでもヴァイオリンの音が入るだけで気になってしまいます。

楽しいはずのお茶の時間も、お買い物の時間も、BGMにソワソワして落ち着かなくなります。そしてその危険は家の中にも! 何気なくテレビでバラエティ番組を見ていたら、ほら、ヴァイオリンの音が…!!

2.キャッチボールができない(日がある)

さあ日曜日、お父さんはお仕事がお休みです。ちょっと体も伸ばしたいので、息子さんに声をかけてみました。「おーい、キャッチボールでもしに公園行こうや」

すると坊ちゃんから怒りの声が飛んできます。「お父さん何を言ってるの!? 発表会が来週だって言ってるでしょう!?!? 練習しなきゃだし、突き指するからキャッチボールなんかやってられないよ!

※実際にはやってしまって、けがしてしまう人もいます。

3.カラオケが楽しめなくなる

ヴァイオリンという楽器はピアノと違って、ひとつひとつの音の高さを自分で作って演奏する楽器です。そのため、ヴァイオリン奏者は音を正確に取るのが得意、すると自然と音痴には厳しくなってしまいます。

たとえば、久しぶりのカラオケで「さあ日頃のストレスを発散しよう!」とマイクを手に取ったお母さん。しかし、ヴァイオリンを習う息子から厳しく「音程が低い!」と注意されてしまい、なかなか先を歌わせてもらえません。日本の未来は…世界がうらやむ前に…息子に正されるのです…。

4.荷物持ちをさせられる

おけいこに勤しむお子さんたちは、土日の別もなくレッスンに通います。長距離列車に乗って慣れない街に行く人も多いでしょう。楽譜におやつに水筒に…荷物は自然と増えていきます。

すると子供は「立ってるものは親でも使え」精神が発動、「わたし楽器を持たなきゃいけないから、お父さんはこっちのバッグ持ってね」と当たり前のように親に荷物を手渡します。なんてったって楽器が一番大切ですからね。そのあまりに自然な仕草に、したがってしまう親が続々発生中!?

5.眼精疲労になる危険がある

ヴァイオリンを始めると、やれ楽譜を買う、付属品を買う、とネット通販のお世話になったり、「〇〇さんがコンクールで賞をとったらしい」ですとか「あの大会に出ていた△△さんはその後どうしたのかな?」なんて他人のことが気になったりしてつい検索しがち

また評判の良い講習会や音楽教室など、有益な情報を求めてネットを駆使する親御さんも少なくありません。すると何が起こるって、言うまでもなく眼精疲労です。目の疲れにともなって、肩こり頭痛に倦怠(けんたい)感…おっとこれはアリ〇ミンの出番かな? パソコン用メガネを用いて、液晶の光から目を守る必要もあるかもしれません。

おけいこって大変!

以上、5 つの怪奇現象をご紹介しました。ヴァイオリンのいう妖艶な楽器が、思いもよらぬ副作用を持っていることを、知っていただけたのではないかと思います。

 

…………というのは本気の冗談で、実際にはこうした現象すら「たのしい思い出」となるのがおけいこの醍醐味。もし、楽器の演奏は人生の途中でやめてしまっても、親子二人三脚で一生懸命に取り組んだことは、「親に愛してもらった記憶」として、一生子供の心に残ります。

幼少期に「愛してもらった」記憶は、その子が人生をまっとうする瞬間まで支え続けてくれるもの。もちろんおけいこが全てではないし、なんなら愛する方法なんて何だっていいんです。ただ、「おけいこ」はその後の人生をも豊かにすることができるすばらしい栄養のひとつだということを記して、この記事を結びたいと思います。