受験情報【武蔵野音楽大学編】

受験生のみなさまへ向けて、微力ながら受験情報、対策法、在校生(卒業生)の声を発信していくシリーズ。今回は【武蔵野音楽大学】を取り上げます!

受験対策

2006年から音楽学部に演奏家の育成を目指したヴィルトゥオーゾ科が開設され、2017年度には江古田に新キャンパスができる武蔵野音楽大学。楽典は共通課題ですが、聴音と新曲視唱に関しては専攻によって課題が異なるのが特徴です。その区分は、

①有鍵楽器(ピアノ・オルガン)、作曲専攻

②管弦打楽器専攻

③声楽専攻

の3つ。ヴィルトゥオーゾ学科、音楽学コース・音楽教育コースに関しては、受験の際に選択する楽器(声楽)に応じて上記が適用されます。

楽典(器楽・声楽・作曲・音楽学・音楽教育・ヴィルトゥオーゾ学科共通)

全体的にオーソドックスな問題が多く見られ、A、B、C日程のいずれもあまり難易度は変わりません。特に音程・音階・和音に関しては難しく問われていないので、市販されている楽典問題集をたくさん解いて、慣れておきましょう。

また、調判定と移調の問題は、古典派のソナチネかソナタのピアノ曲、第一楽章か終楽章の譜例から出題されているため、解答は導きやすいでしょう。

ただ、最後にある総合問題に関しては、楽典の問題に加えてさまざまな楽器の基礎知識、音程の「振動数の比」やMolldur(旋律調音階)についても問われることがありますので、日頃から幅広い音楽の知識を増やしていくことが必要とされます。

どの学校にも言えることですが、楽典は満点を目指すことができる科目なので1点でも落とさないように準備しておくことが大切です。楽典の試験時間は50分。目標としては30〜40分で問題を解き、見直しの時間をしっかり設けてミスがないようにしましょう。

聴音

専攻科目によって難易度の差が多少あるものの、いずれも8小節と12小節の単旋律問題が2題課されます。難易度としては、有鍵楽器(ピアノ・オルガン)、作曲専攻者の課題が一番難しく、特に12小節課題には少し複雑なリズムも含まれてきます。

視唱

こちらも同じく専攻科目によって課題が変わります。特に難易度の大きな差は見られないものの、声楽専攻の新曲に関しては他専攻に比べて、変化音の難易度が高くなっています。

卒業生の声

とてものびのびとしていて、楽しい学生生活を送れると同時に、演奏に生かされるような有意義な選択科目も充実しています。楽器・声楽専攻の3年次からは、選抜オーディション形式で伴奏法やオペラコースなど、より専門的に学べる科目が準備されている点も魅力的です。

教職を目指している学生に向けて教員採用試験対策などの講座も開講されており、手厚いサポートを受けられます。大学院への進学やフリーでの活動を考えている人は、世界で活躍する先輩や主科の先生からのアドバイスをいただけますし、就職を考えている人は、就職課の支援を受けることができます。音大生の就職について本を出版されている大内先生に就活の相談をすることもできました。

本当に自分が学びたいこと、将来してみたいことがさまざまな方法で見つかるのが武蔵野だと思います。音楽の面ではもちろんのこと、自分自身の心の成長が大学・大学院で大きく成長でき、どの社会にも貢献していける人材を育てられる学校のひとつだと思います。(R.S. 声楽学科卒)

受験情報

・出願期間:
【A日程】平成29年1月16日(月)消印から1月30日(月)消印まで(特定記録で郵送)
【B日程】平成29年2月23日(木)消印から3月2日(木)必着まで(特定記録で郵送)
【C日程】平成29年3月7日(火)消印から3月13日(月)必着まで(特定記録で郵送)

・試験日程:
【A日程】平成29年2月18日(土)〜2月22日(水)
【B日程】平成29年3月6日(月)〜3月8日(水)
【C日程】平成29年3月16日(木)〜3月18日(土)

※一般入試、音楽学部の場合の情報を掲載しています。
※詳細は公式ホームページの入試情報でご確認ください。